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令和6年 3月議会 一般質問
能登半島地震から学ぶ、災害への備えについて
能登半島地震の悲惨な状況は、自然災害への備えの必要性を強く示し、この地震から学ぶべき教訓は、町の防災対策に多くの示唆を与えている。相模トラフ地震への準備は不可欠であり、町民への啓蒙活動、訓練の強化、備蓄品の充実が急務である。
町の水道の耐震化は全国平均及び近隣地域と比較しても遅れている。特に、水道本管の耐震化だけでなく、本管からメーターまでの耐震化が必要である。これは、災害時の水供給の安定性を高めるため、非常に重要な措置である。さらに、非常給水拠点の整備や可搬式給水タンクの配備により、断水時の住民の飲料水確保を図るべきである。
また、家屋の耐震化は更なる向上が求められる。人口減少や高齢化により、耐震化に必要な費用を捻出することが難しい状況にあるため、助成金の増額など、支援策の拡充が不可欠である。

Q1:相模トラフ地震にどう備えるか
A1:大規模地震に備え、一人ひとりが減災・防災を意識し実践できるように、訓練や研修、講演会の開催等により、
さらなる支援と備えを行っていきます。
Q2:水道の耐震化の加速と被災後の迅速な復旧にどう備えるか
A2:水道の取水施設や配水池などを守ることを優先し、水道本管の耐震化については老朽管更新事業により計画的に進め
ていきます。災害発生時も水源が確保され、配水池の貯水が保たれていれば避難所等への運搬給水は可能となります。
Q3:家屋の耐震化の加速にどう取り組むか
A3:県のプロジェクトTOKAI-0 の取り組みに従い、事業費の助成と事業の周知を実施しています。今後も国・県等の動向を
見て検討していくと共に、広報紙等で事業の周知と啓発を強化し、耐震化率向上に努めます。
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